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数学のレポートに生成系AIを使うことに関する私見(2026年1月時点)

数学のレポート課題に受講生が生成系AIを利用することは,これから増えるだろうと予想される. それを一概に否定するべきではないと思うし,禁止することはそもそも不可能だろうと思う. しかし,それによって受講生自身の不利益になる可能性があることがいくつか想像されるので,書いておこうと思う. これは個人的な見解であり,とくに私自身のレポート課題の出し方にも関係しているので,同じ数学分野の教員であっても意見が異なる可能性はある. 従って,私自身の講義を受ける立場にない方は,あくまで参考程度にとどめてほしい.

以上のような注意を踏まえた上でなら,私はレポート課題に生成系AIを使うことを禁止もしないし,反対もしない. 部分的に,何となくわかるが上手く説明できないことがあったときなどは,生成系AIを使うことで理解を深めつつ,正しいレポートが書けることは当然あるだろう. それは,生成系AIがなかった時代に(あるいは今でも),よくわかっていそうな友人に頼っていたのと同じことだと思う. そしてその場合も,丸写しのような頼り方では自分のためにならず,完全に納得するまで付き合ってもらうのが重要ということも変わらないのである.

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